脳死移植:15歳未満の臓器移植を考える!?
臓器移植臓器の移植に関する法律(法律第104号)
2009年の法改正により、2010年1月17日からは、臓器を提供する意思表示に併せて、親族に対し臓器を優先的に提供する意思を書面により表示できることになった。また2010年7月17日からは、本人の臓器提供の意思が不明な場合にも、家族の承諾があれば臓器提供が可能となり、これにより15歳未満の者からの脳死下での臓器提供も可能になった。
改正臓器移植法に基づき、国内で初めて15歳未満で法的脳死と判定された10代前半の男子の提供臓器。
心臓は「18歳未満の提供者からの提供先は18歳未満を優先する」という国の基準を初適用し、大阪大病院で13日、10代の男性へ移植された。
東京女子医大病院では60代男性へ片方の腎臓、北海道大では20代男性へ肝臓が、それぞれ13日に移植され、もう片方の腎臓と膵臓、両肺の移植手術が14日にそれぞれ終わり、すべての手術が終了、いずれも患者の容体は良好だという。
そう聞くと、脳死判定も考えないといけないんだ…って思います。
ただ、自分の子供だったら…「脳死」の状態を冷静に受け入れられただろうか…?
昨日、心臓移植を受けた患者さんは、今日、車いすに座り自分の膝を触って「あったかい」って言ったそう!!
医学界の技術も進歩し、命をつなぐことの大切さが浮き彫りになってくる…、そんな状況を踏まえれば、決断もやむなしか…!?
また移植を待つ側になれば…藁をもすがる思いで命のともしびと向き合う日々を過ごす患者さんには一縷の光になったことでしょう!!
今回「臓器提供」を決断された彼のご両親は、日本人の生命に対する倫理観の変革に一石を投じたと感じます!
この「脳死・臓器提供」の意義を家族で話し合う機会になれば…と願います!!
そんな中、札幌医科大病院で1968年に日本で初めての心臓移植を行い、その是非を巡って強い批判も浴びた元札幌医科大教授の和田寿郎さんが、今回の臓器移植の成功を見届けるように本日、午後1時30分、肺炎のために亡くなられたそうです。
今回ドナーとなられた15歳未満の少年とともに和田寿郎さんのご冥福を心よりお祈りいたします!!
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